高知支部・ディーセントワーク委員会合同9月例会
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ディーセントワーク委員会, 高知支部例会
9月27日、サウスブリーズホテルにて、NPO法人日高わのわ会事務局長・安岡千春氏に「人が活きれば地域が活きる~ちがいを認め合う、わのわを学ぶ~」と題して報告をしていただきました。
安岡氏は1960年の日高村生まれで、高校卒業後、養護学校の寮母さんをしながら保育士の資格を取り、平成10年より日高村子育て支援センターの保育士として従事され、平成15年より有償ボランティアグループ「わのわ会」を保健師の方々25名で立ち上げ、平成17年には法人化されました。
当初順風満帆とはいかず、平成22年には分かれ道に遭遇するも、スタッフの方々の後押しもあって現在に至っているそうです。
現在は社員数56名(うち女性55名、障害者20名)のスタッフが総務部、福祉部、喫茶部、販売部、児童福祉部に勤務されています。3ヶ月ごとに希望部署を募り、ほぼ希望通りの部署で働ける制度になっています。
「歳をとっても障害を持っても、その人らしく日高村で暮らす」をミッションに、平成22年よりトマトソースやパスタソースを作り始め、現在では商談で年59回も訪問販売をしているとのことです。
できる人ができる時間にできることをしていくことで支え合い、助け合い、認め合う楽しさが生まれ、仕事として力を入れることができるようになり、生きがいや充実感を得られるという好循環になっています。
人口減少の今、もうそこにいる人で出来ることを出来る時間にやるしかないと考え、福祉ではなく「地域の困りごとを解決する」をモットーに現在3年目となったオムライス街道の喫茶、わのわ2号店も好評のようです。
(文章:久保 雄一郎)
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