第14期共育講座(第6講)
改善を身近に!生産向上グループワーク(実践編Ⅱ)
第6講では、『続・自主自立型社会人への道』副題 (【自分らしさ】を発掘し、仲間との絆・繋がりを強化する)という内容で講義をして頂きました。
【組織を永続的に発展成長させたい…】という希望は経営者側から見ると誰もが持っている望みだと思います。では、どのようにすればいいのか?組織は人・社員で構成されています、社員一人・一人のモチベーション或いは、日々の努力・個人の努力も大事です。まず、自ら考え行動する為には、意識して行動する。例えば 自分の癖が相手には、違和感を与える可能性がある。しかし、職場での仲間との信頼、認め合う関係を無意識に構築する事が出来ればいいのか?それには、【7つの習慣が有効】、この習慣を無意識に行動出来るようになれば永続的に発展する会社に進化するかも知れないが、それには、会社側の努力、上司の努力も必要になるのも必然だと感じました。
さて、今回の本題の仲間との絆をより強力にしていくには、3本の事例をもとに講義を勧めて行きました。
1つは、小学5年生福地君。世界オセロ選手権で初優勝した機内での機長による賛辞アナウンス、過去に優勝最年少記録保持者だった機長、たまたまかも知れないが、会社側・上司に気の利いた配慮、機長の経歴を知っていた社員同士のコミニケーションが取れていた仲間同士の信頼から出来たお話。
2つ目は、太平洋戦争中【レイテ島からの手紙】妻に送った手紙。擦り切れて読めない、戦死してしまったお父さん、70歳になった子共が、この手紙を何とか判読してほしい・・・
これを奈良文化財研究所が判読する、精密機械を駆使、各セクションが一つの目標『判読』するという目標に向かって、決してやらされた感では無く、目標に向かう姿、もちろん判読できましたが、これも信頼できる仲間との絆の集大成。
そして最後は、東福岡高校と筑紫高校のラグビー聖地花園に向けた戦い。19年連続出場の自主性の東福岡か方やスパルタ式の筑紫高校か。東福岡は、監督からのイメージだけをキャプテン伝え、自主性・主体性で組織運営して行く。筑紫高校は、人間は甘える動物、逃げる動物、徹底的に鍛える。まったく違う組織、これには、考えさせられました。
現在の組織体系の自主性を重んじる傾向があるが、ある一定のレベルまで到達するには、選手 社員のレベルにもよるが、訓練という考え方も一理あるような気もする。
本講義において、将来、組織の責任者になった時、目的だけを達成させる組織では無く、そこにどのような価値を見出すか。いかに、助け合い、お互いを理解しながら、やる気の出させるチーム作りが出来る人材になって頂ければ幸いです。
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